スマートフォンで気軽に写真が撮れる昨今、写真が趣味になってくる若者もまた最近増えてきております。
人間どうしても、趣味が発展してくると、より良いものを求めてきます、より良い画像を撮影したい!と思うのは人の世の常ではないでしょうか?
だんだん興味が出てくると、デジカメのほうが良い写真が撮影できるのでは?と思います、よくよく調べるとデジタルカメラにも色々種類があります。
デジタルカメラは画素数で語られがちですが、気にしたいのはセンサーサイズ
昨今のカメラなどの売り文句は、画素数、で語られることが多いです、よく何千万画素!と言われて売られてますが、画素数とはなんでしょうか?
画素数は、画面上に表示する区切り、ドットのことです、パソコンのモニターなどでは、フルハイビジョンであれば1,920×1,080となっており2,073,600画素となっております。
確かに画素数が多ければ、拡大などには強いかもしれません、それだけキメ細かく撮られているから『引きのばし』には確かに強くなります。
しかし、それだけの画素数に、カメラ内部のセンサーを分割していることも理解しなければなりません。
デジタルカメラは内部センサーで、情報をうけてますが、小さなスマートフォンなどでは、それだけ受光する面積も小さくなります。
センサーサイズが大きければ、それだけ大きなセンサーで情報をうけているので、暗いところも明るく、鮮明に、多数の情報をえられます。
しかし、解像度を高くとるということは、折角のセンサーに仕切りをつけてしまいます、広い部屋に、むりやり仕切りをつけたら仕切り分面積が勿体無いと考えていただければわかりやすいです。
なので、解像度よりもセンサーサイズを気にしていただいたほうが良いでしょう。
センサーサイズはどんなものが良い?
有名なセンサーサイズはフルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズなどがあります、フルサイズが一番大きく、このセンサーサイズのカメラはプロが使用していたりするので、安いものだけでもカメラ本体だけで10数万といった値段となります。
スマートフォンなどに使われているのは1/2.7など、非常に小さなものです、暗いところで綺麗にとれないのは、それだけ光をうける面積が少ないからです、さらに画素数を出すために仕切りをつけていると考えると・・・。
より良い写真が撮影できる、一眼レフやミラーレスなどといわれるカメラであれば、APS-Cのセンサーサイズでしたら安いものであれば、数万円でボディもレンズも揃えられると思いますので手が出しやすいです。
良いセンサーのカメラを購入して更に気にして欲しいこと
良いセンサーのカメラを手に入れて、もっと気にして欲しいのが、データの保存形式です、JPGなどの画像保存形式がありますが、良いカメラだとRAWという形式で画像を保存できます。
このRAWというデータ保存であれば、画像の情報をセンサーが見たままの情報を保存しております。
RAWとうのは『生』という意味です、JPGなどは、カメラがある程度修正した画像となり、サイズも圧縮されており、センサーで見たままの映像より少なからず劣ってしまいます。
RAWデータを見るには
RAW形式で保存されたデータは、他の媒体ではすぐに見ることができません、ここで使用されるのがRAWデータを現像するソフトです。
RAWデータはデータ容量も多いですし、処理するのは結構重いので、それなりのパソコンの性能が要求されてきます。
このRAWデータを処理するRAW現像ソフトには、LightroomやSILKYPIXといったソフトが必要になります。(フリーのものもあります。)
RAWデータを『現像』するメリットは?
JPGなどのデータ写真は、画像を明るくしたり、調整するたびに、画像データがどんどんと劣化してしまいます。
最初綺麗だった写真も、ちょっと暗いので、明るくしたいな、拡大したいな、なんてことを繰り返せば繰り返すほど、思い出のデータが汚くなってしまうのです。
それはとても非常に悲しいことです、しかし、このRAW現像を使えば、元データは損なわれず、写真の明るさなどの調整が可能となります。
『わ、写真撮影したけど、真っ暗で何も見えない、顔も写ってない』なんていう写真も、RAW現像で、露出などを上げてみると、思った以上に撮れていることがあります。
これはスマートフォンなどで撮影した写真では、ありえないような状況でも、こういうことが起こります。
良い写真を残したいなら、良いデジカメと良いパソコン
折角残る写真ですから、少しでも良いものをと思うのであれば、良いデジカメ(解像度ではなくセンサーの大きさ)、良いパソコン(RAW現像が快適にできるパソコン)があると、良い思いでも更に鮮明にのこすことができます。
若者だけでなく、大人の趣味としても、嗜んで行ける良い趣味なので、妥協しないで選んでいきたいところです。RAW現像はPhotoshopで操作することが多いので、PhotoshopにおすすめのBTOパソコンを使うのがいいでしょう。特にメモリ量は絶対に妥協しないでください。可能なら32GB、64GBまで増やしましょう。